2015年~2016年、「見逃し配信」初めての年末年始対応

2016年の見逃し配信

2015年から「見逃し配信」が本格的に開始され、初めて年越しというイベントを迎えましたが、年末年始はレギュラー番組が放送されなかったりして、「見逃し配信」というコンテンツ配信形態に対して、各テレビ局でどのような対応をされたのかを、備忘程度に記録しておきたいと思います。

「日テレ無料(TADA) by 日テレオンデマンド」の場合

12月の最終週(12/27~1/2)にもなると地上波のレギュラー放送が少なくなるため、年越しの際に配信される地上波の番組は下記の2つのみとなりました。

「マツコ会議」の配信期間を1週ほど延長し、「ZIP!」のコーナーコンテンツやBS放送、WEBオリジナルの番組などを加えることで、年末年始でもそれなりの本数が配信されているように調整していましたが、年明け第2週のラインナップが少々貧弱になる印象は否めません。

しゃべくり007」などは年末SPがあったのですが「見逃し配信」は無し。これは近藤真彦さん(ジャニーズ)がゲストだった影響で未配信です。土屋太鳳さんのゲストパートもありましたが、こちらもその影響を受けて未配信となります。

「TBS FREE by TBSオンデマンド」の場合

TBSは12月の第4週目(12/20~12/26)で早々に地上波のレギュラー放送を終了してしまったため、年越し早々にも地上波の番組は0本になるハズでした。
それでもBS放送の「吉田類の酒場放浪記」、CBCテレビの「旅ずきんちゃん」などは12月最終週に放送があったので実質0本にはならないんですが、地上波が0本はあまりよろしくないと思ったのか、12月第3週(12/13~12/19)迄に放送された中から地上波レギュラー番組の配信期間を極端に延長することで、掲載本数をそれなりに担保した状態となりました。

また「恋んトス」の過去放送分をまとめ配信したりしてそれなりのボリュームになるように調整をしていました。

吉本興業に所属する加藤浩二さんの冠番組(x2)が配信期間を延長していますが、他局だと吉本興業のタレントの冠番組は配信期間を延長してないのでちょっと気になります。

「ネットもテレ東キャンペーン」の場合

比較的「見逃し配信」に積極的にコンテンツを投入してくるテレビ東京ですが、この年末年始でもその姿勢が際立っていました。

まず年末に差し掛かったところで「ウレロ☆未確認少女」のシーズン1を全話投入して配信本数を一気に倍化。
年末に入ると他局は特番編成になるところ、テレビ東京はレギュラー番組を普通に放送してたりするので配信番組が枯渇することなく安定的に地上波番組・BS番組を配信しつつ、「共感百景」「IQヴィーナス」「充電させてもらえませんか?」など、年末年始に放送された特番も「見逃し配信」として配信。(※年末年始の特番を配信しているのはテレビ東京だけでした。)

尚、年明けは特番編成になるため、12月末に放送された番組は他局同様に配信期間を延長しているあたりもぬかりが無いです。

なんでしょう、テレビ東京のコンテンツはネット配信と愛称が良いのをヒシヒシと感じました。

「テレ朝キャッチアップ」の場合

TBS同様に12月の第4週目(12/20~12/26)で地上波のレギュラー放送をほぼ終了してしまったため、年明けの1/3あたりで配信本数が0本になるところでしたが、一部番組の配信期間を延長することで最低限の本数のみ残して年末年始をしのぐ体制。

吉本興業のタレントがメインとなる「チェンジ3」「ブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツっ!」などは配信期間を延長せず、通常通り1週間のみの配信。

テレビ朝日の場合、「見逃し配信」にあまり力が入っていないテレビ局ということが分かる対応でした。

「フジテレビオンデマンド プラス7」の場合

12月の第3週(12/13~12/19)されたレギュラー番組は配信期間を2週ほど延長。第4週目(12/20~12/26)に放送された番組は配信期間を1週ほど延長と、年明けの通常運用開始まで見逃し配信中の動画本数が減ることを避ける形で配信期間を調整。

フジテレビは「見逃し配信」に対して独自のアプローチをしていて、あまり積極的とは言い難い印象でしたが、今回の年末年始対応では週刊雑誌などが年末に合併号出して年末年始に1~2週休むような対応となり、見慣れたタイトルを残したまま更新をお休みするという、見る側からすれば分かりやすい対応だと感じました。

「MBSオンデマンド」の場合

年末年始にMBS制作の特別番組を数多く放送していましたが、吉本興業のタレントが出演しているため「見逃し配信」では取り扱うことも無く、これまで通りレギュラー番組の通常放送が始まるまで、年末配信された番組を期間延長する形となりました。

「Dlife. CATCH UP」の場合

BS放送では年末年始に人気シリーズの海外ドラマを全話放送するなどしていましたが、「見逃し配信」としては通常通り、各ドラマ、アニメ、バラエティを通常スケジュールで配信。

Dlifeは地上波のテレビ局と内容が異なるので、年末年始でも平常運転といった状態でした。

「見逃し配信」初めての年末年始対応

今回「見逃し配信」初めての年末年始を迎えるにあたり、各テレビ局でどのような対応をしたのかを見てみました。

大概は通常の放送プログラムに戻るまで、年末に放送した番組の配信期間を延長する形をとったので「見逃し配信」する番組が無くなるといったことはありませんでした。ただし、出演者の事情により配信期間を延長できない番組も多々あり、その場合は配信タイトルが少なくなる、もしくはあまり人気の無い番組構成になることもあるため、その場合にどのような対応を取るかでそのテレビ局が「見逃し配信」(※ネットで自社コンテンツを無料で配信すること)に力を入れているかどうかが判断できました。

今回の年末年始対応により、テレビ朝日は「見逃し配信」にそれほど積極的では無い、ということと、テレビ東京のコンテンツはネット配信に向いているということが分かりました。

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